こんにちわ、多頭飼い猫飼いの管理人です。現在、うちには3匹の猫がいます。
※2019年4月に1匹家族が増えました!
じょうニャー
しろミャー
みーミー
なるだヨ
本当は4匹いたのですが、2019年2月に一匹旅立ってしまいました。
それまでは、割と適当なキャットフードをあげていたのですが、一匹旅立ったのを機にフードについていろいろと考えることがあり、現在筆を執っている次第です。
では、早速本題に。
おすすめキャットフードをご紹介するにあたり、おさえておきたいポイントが3点あります。
- キャットフード代にいくらかけられる?
- ライフステージは?
- 猫の好みは?
それぞれ、少し詳細に見ていきますね。
1.多頭飼いはキャットフード代がかさむ!いくらかけられる?
当たり前の話ですが、猫の数が増えれば増えるだけキャットフードを食べる量も増えていきます。
つまり、キャットフード代がかさみます。
ご存知とは思いますが、キャットフードも人間の食事と同じで、基本的に高ければ高いほど品質は高いです。
安価なキャットフードは、よくジャンクフードに例えられますね。マックとか。添加物てんこもり、穀類でかさまし、ミールは何の肉かわからないなどなど。とはいえ、一定の品質を保って販売しているわけですから、安価だから危険、即病気、というものではありません。
安いとはいえ、法律を守って作られているわけですから、一定の安全性は保たれているわけです。
健康を考えると、グレインフリー無添加国産、といったものをあげたいところですが、お高いです。
そのため、お財布との相談になります。
まずは家計診断ですね。いくらまでならキャットフードにかけられるのか?価格はいくらまでOKなのか?それによって、選ぶキャットフードは大きく変わります。
すごく個人的な意見を言うと、猫が喜んでくれるなら安くてもいいと思っています。
子供に毎日ハンバーガーを食べさせるようなものですが、家計に余裕がないのにオーガニック野菜とか買えませんよね。プレミアムキャットフードは、確かに健康に良いのですが、病気にかかるか?長生きできるか?は確率の問題だと思っています。
高級なキャットフードを食べさせ続けても病気になるときはなります。逆に、安価なキャットフードを食べていた子でも長生きする子はします。さすがに、病気になっちゃったら療養食に切り替えますけども。
大事なのはどちらかというと、きちんとカロリー計算をしてあげること。
肥満は人間同様に万病のもとと言われています。そのため、飼い主がきちんとカロリー計算をして、太らせない工夫が必要です。
ちなみに、みーは尿路結石の疑いがあったため、ケアするキャットフードを使っています。
ふんばってもおしっこ出なかった時期があったんだミー
そういった事情がなければ、猫が喜んでくれるキャットフードを選ぶということを最優先にしています。
2.ライフステージはみんな一緒?バラバラ?
うちの話ですが、ライフステージは割とバラバラです。
15歳ニャー
4歳ミャー
3歳ミー
1歳だヨ
じょーがシニアで、あとは成猫なんですね。
みんな同じケースですと、同じ餌をあげればよいのですけれど、うちのようにばらけている場合は、
- オールライフステージの餌をあげる
- 別々の餌をあげる
のどちらかになるかと思います。
全ライフステージのキャットフードをあげる
これが一番楽です。成長しても餌を切り替える必要がありませんし、横取りを見張る必要がありません。
ちなみに、うちのしろは、やたらと人の餌をほしがります。
隣の芝生が青く見えるんだよミャア
みーの尿ケアキャットフードはほしがらないのですが、じょーが食べていると横取りしようとします。しろがシニア用を食べるのは別に大丈夫なのですが、じょーが成猫用のキャットフードを食べると、下手すると戻します。
こういった心配をしなくて良いのが全ライフステージの良いところですね。
ただし、全ライフステージのキャットフードはお高いものが多いです。
基本的に、ライフステージ別に販売されているキャットフードのほうが安いですね。この点が全ライフステージキャットフードの最大のデメリットです。
ライフステージごとに別々の餌をあげる
こちらのメリットは、安価であること。そしてなんといってもカロリー計算が楽であることです。メリットとデメリットについてもう少し詳しく見てみますね。
メリットは体調・カロリー管理が楽になること
子猫には去勢・避妊するまでの間は、カロリー高め・栄養素満点のキャットフードを与えることになります。ただ、中高齢期の猫にとってそこまで高いカロリーは必要ありません。
そのため、全ライフステージのフードを利用している場合、それぞれの猫に与える量を調節する必要があります。
また、シニア猫がいる場合、食べやすいように割ってあげたりお湯でふやかしたり、といった工夫が必要になる場合があります。ライフステージ別にキャットフードを分けていると、そういった煩雑さから解放されます。
- 子猫には小粒でカロリー・栄養素高めのキャットフードを適量
- 長毛の子にはヘアボールケア
- 適正体重よりやや重くなってきた子には体重ケア
- シニアには小粒で少量でもカロリーや栄養が摂れるシニア用
- 中高齢にはリンが調整されたフードで腎臓の健康ケア
などなど、猫種や健康サポートに応じてフードを選ぶことができるのも、餌を分けるメリットになります。
デメリットは猫の管理
デメリットは、食事中見張らないといけないことです。せっかく餌を分けていても、横取りする子がいるとどうしようもありません。手癖の悪い子がいないなら、放っておいても大丈夫ですけどね。
それでも、食べるスピードって猫によって違いますので、自分のを食べ終わってお腹が空いていたら他の子にちょっかいを出しに行っちゃうんですよね…。
また、餌の種類が増えますので、管理が煩雑なのもデメリットの一つ。
キャットフードの減るスピードはまばらなことも多いですから、切らさないようストックしておくことが大事になります。
「切らしちゃったから別の子のをあげちゃおう」ってなると、カロリーコントロールが大変になったり、慣れない餌で体調を崩す可能性もありますのでご注意を。
3.猫の好みはバラバラなことが多い
ライフステージが同じでも、ある猫は食べるのに、別の子は食べない、なんてことは普通にあります。また、ある日突然飽きちゃうこともあります。それまでは頭突っ込んでガツガツ食べてたのに、突然そっぽ向いちゃうんですね。
それしかあげないよ!って態度を示すと、しぶしぶ食べるのですが、やっぱりちょっとかわいそうですよね。そのため、うちではキャットフード分けていました。
じょーにシニア用、しろは飽きっぽいのでいろいろローテーション。みーは尿ケア。
食いつきってホント、猫の好みによるところが大きいので、予算の許す限り、なるべくおいしく食べてくれるキャットフードを選びたいですね。
多頭飼いキャットフード購入の豆知識
最後に豆知識というほどのものでもないですが、多頭飼いなら知っておいたほうが良いお話について。
多頭飼いは、とにかくキャットフードの量が半端ないです。そのため、
通販をオススメします
キャットフードって、めちゃ重いですよね。1.5kgならまだしも、3kg~となると買いに行って持って帰るだけでもすごく手間です。通販なら、家の玄関まで配達員さんが持ってきてくれますので、それだけでも通販を利用する価値ありです。
重いといえば、餌だけでなく猫砂もめちゃ重いですよね。キャットフードと一緒にペット用品もまとめて取り扱っているメーカーもありますので、猫砂もあわせて買うと負担はさらに減ります。スーパーなどで売っているキャットフードも通販で購入できることがほとんどですので、まずは公式で確認してみてくださいね。
通販の他のメリットとしては、
- 定期購入すると割安になるケースが多い(スーパーの値引きなどよりもお得に買えることが多いです)
- 限定の特典がもらえることも(おもちゃ、サンプルなど)
- 通販というと送料が気になるところですが、多頭飼いだと送料無料の条件をクリアできることが多い
全てのキャットフードに当てはまるわけではないですが、気になるキャットフードは一度公式を覗いてみると良いと思います。
キャットフードの大きな袋を抱えて腕がパンパンに、気づいたらキャットフード切らしてた!なんて苦労からも解放されるかもしれませんよ。
上記3点を踏まえておすすめは?
ランキングにするととても長くなってしまうので、ざっくりと「安い」「中くらい」「高い」の3種類に分けておすすめを記載しますね。
とにかく予算をおさえるならコレ
予算をおさえるなら、「ねこ元気」から始めると良いのではないでしょうか。
「ねこ元気®」は、とびつくおいしさで栄養バランスを考えたフードです。ライフステージや愛猫の健康状態に応じた多彩な商品ラインアップを取り揃えています。 ねこ元気®の商品をご紹介します。
穀類・ミール使いまくりの添加物てんこ盛りと、褒められたものではないですが、
- 国産・ユニ・チャームの安心感
- コスパは最強クラス
- 「複数ねこ用」あり
- どこでも売っている入手のしやすさ
- ライフステージ別のラインナップ
ぶっちゃけ猫が美味しそうに食べてくれるなら良いかなって思いますよ。「原産国は日本じゃないとイヤ」という方にもおすすめです。
いっとき夢中になって食べてたミャア
ちょっと贅沢できるなら&ライフステージごとに餌を分けるなら
おすすめはピュリナワンです。
- アメリカ産ですがネスレが取り扱っている安心感
- グレインフリーとしてはコスパ最強クラス
- 原材料はターキー&チキン(肉)とサーモン(魚)から選べるため、猫の好みに合わせることが可能
- 大きなスーパーなら販売しているためいつでも手に入る安心感
※音が出ます。ご注意ください
とにかく種類が豊富なのがピュリナワンの特徴です。通販なら初回3,000円分が無料、以後20%OFFのため、0.7円/gで購入できます。
子猫用は粒も小さくて食べやすかったヨ。人気なのもうなずけるヨ
全員が成長期に入ったなら(1歳以上)、全ライフステージのキャットフードとして利用することも可能。
もちろん使い分けも可能で、避妊・去勢用はもちろんのこと、みーのような下部尿路の健康ケア、メタボコントロールや毛玉ケアから高齢猫の健康維持まで、これでもかというくらいラインナップが揃っています。
穀物が気になる方にはグレインフリー(穀物不使用)。グレインフリーのキャットフードとしてはコスパ最強クラス(0.9円/g)です。
定期便なら商品の組み合わせは自由に変更可能なため、年齢や健康状態に合わせてフードを切り替えることも可能。
また、ピュリナで推奨されているミックスフィーディング。じょーのような高年齢猫がいるとすごくお得です。普段からある程度ウェットに慣らしておけばドライが食べられなくなってもウェットを好んで食べてくれます。
水分補給の面からもウェットはうれしいですね。余りそうなら届け周期を1~3ヶ月から選択できるのも高評価。
昔は頭から突っ込んで食ってたニャア
猫の数x4,000円/月かけられるならコレ
今、うちで使用しているキャットフードは「モグニャン」です。
- 無添加グレインフリー
- コスパは超悪いです(1食60gとして189円)
- オールライフステージ対応なのでみんな食べられる
最近はずっとコレ!コレじゃないとイヤだニャー
美味しく食べてくれればいい、が信条の管理人が、なぜこんな高価なキャットフード買ってるかといいますと、じょーがコレしか受け付けなかった。
キャットフードというとチキン味が多いのですが、モグニャンはフィッシュ味で安全として口コミの評価も高いドライフードです。成分も優秀ですが、個人的に大事なのは食いつき。
同ブランドの「レガリエ」は受け付けなかったのですが、モグニャンは食いつきが良かったです。ただ高タンパクなので、じょーにあげる量はしっかり調節しないとですけども。
オメガ3脂肪酸が配合されているペットフードっていうのもポイント高いんだニャー
去年は「ねこはぐ」というキャットフードをあげていたのですが販売中止になってしまい。「ねこはぐ」が国産だったので日本産がいいのかな?と思っていろいろ比較しながら試しましたがどうにもお気に召さず。
キャットフードジプシーをした結果、たどりついたのが「モグニャン」でした。
最近は水分不足も心配なので、ピュリナの定期で購入しているウェットとミックスしてあげるようにしています。
販売元のレティシアンはドッグフードも多く扱っています。我が家のように「犬も飼っている」「犬と猫で同じメーカーのフードがいいな」という方にもおすすめです。
キャットフードを考えるきっかけが「直近で猫が一匹逝ってしまったから」という話をしましたが、その子、割と好みが激しい子だったんですね。
当時は、いなくなることなんて考えられませんでしたし、年取ったから食細くなったのかな?くらいに考えていたのですけど、今考えると美味しくなかったんでしょうね。
その後、病気を発症し、あれよあれよという間に逝ってしまったわけですが、それは寿命だったので仕方ないかな、と。号泣しましたけども。
ただ、一つだけ心から後悔していることは、
もっと美味しいモノいっぱい食べさせてあげたかったな
じょーももうお爺さんです。食もだいぶ細くなりました。なので、食べられるうちは好きなだけ美味しいモノを食べさせてあげたいな、という思いから「モグニャン」あげてます。
いろいろと試したのですが、一番美味しそうに食べるのがコレだったんですね。みーは尿ケアなのであげてませんが、しろが横取りに来るので、しろにもコレあげてます(笑)。
お金はかかりますが、少なくともキャットフードで後悔することはないと思います。
多頭飼い猫の餌についての最大の注意点
餌の質よりも一番大事だと感じるのは、置き餌をしないこと。理由は、誰がどのくらい食べたのかわからなくなるからです。
一頭飼いであっても衛生面を考えると置き餌はしないほうが良いのですが、多頭飼いだと本当に大事です。
四六時中見張ることができる環境なら別なのですけれど、なかなかそうもいかないですよね。うちのしろのように、他の子の餌を食べちゃう子もいるわけで。
他の子の餌を食べようとするとチェックされてるんだミャア
そうなると、カロリーコントロールが極めて難しくなります。
結果として、肥満になる子がでてきたり、食べていない子がでてきたりします。猫って元気そうに見えても、実は体調悪かったりするんですよね。表に出てこないだけで。
若いうちからしっかりとカロリーコントロールをしてあげることで「ダイエットさせなきゃ!」なんてこともなくなります。
理想は朝・昼・晩の三食ですが、昼は家におられない方もおられると思います。そういった方には、カリカリマシーンがオススメです。
うちで使っているのはコチラ。
決まった時間に決まった量を与えられるのはもちろんのこと、声を録音できるんですよね。声を聴くと安心するのかしっかりと食べてくれます。
出先からスマホで様子を観察できるのも便利。誰が横取りしようとしているのか?観察できますので横取り対策の一つの方法としても機能します。
最初のうちは置き餌をやめることに抵抗がある猫もいますが、決まった時間にしかもらえないことがわかれば、徐々に慣れてくると思います。
旅行など長期間家を空ける時にも便利ですよね。
まとめ
多頭猫飼いの管理人から、おすすめのキャットフードをご紹介しました。家計・猫のライフステージ・好みなどによって、選ぶキャットフードは変わると思います。
人間と違って、家で飼っている猫は餌を選ぶことはできません。できる限り、猫が喜ぶキャットフードをあげたいですね。